心理カウンセリングについて
カウンセリング
45分8,000円(税込)
患者さまのお悩みやお困りごとについて、心理サポートにより解決を
目指します。
医師から心理士への依頼によって開始されます。
ご希望の方は診察時に主治医にカウンセリング希望をお伝え下さい。
心理検査(主にWAIS-Ⅳ)
検査パッケージ一式 33,000円(税込)
成人の発達障害について、診断の為検査を受けたい方などが対象です。
医師から心理士への依頼によって開始されます。
ご希望の方は診察時に主治医にご相談下さい。
その他
医師の指示により、当院で診療を継続するのに必要な情報取得や
自治体申請書類に関して作成上に必要な情報収集、簡易的な
心理サポートなどを行います。
技法の紹介
認知行動療法(当院では現在は対応しておりません)
認知療法と行動療法の考え方が合流して生まれた援助技法です。この技法はどのような状況でどのような症状やストレス反応が生じるのかについて情報収集を重ねて、問題や困りごとのパターンを理解することから始まります。問題のパターンが整理されたあとは、考え方や行動に焦点を当てた技法を用いて自分助けのスキルを高めていただきます。科学的、実証主義的な考え方を大事にしているカウンセリングです。
支持的心理療法
わたしたちは自分が置かれた状況や病気の度合いによって、こころが症状や病的な考え方に圧倒されてしまうことがあります。そのような大変な状況下にあっても、こころの健康的な働きが失われないように、苦痛なお話を聞かせてもらったり、お気持ちを整理したり、アドバイスをさせていただくことを通して、その人が持っている健康的なこころの働きを支えることを目的とする技法です。
精神分析的心理療法
フロイトによって創始された精神分析という特殊な営みを応用した技法です。面接室のなかで変化してくる自分の気持ちやセラピストとの関係性を問題理解のための大事な手掛かりとして用いながら、その人が気づいていなかった気持ちや、これまで隔たれていた自分の一部と出会うことで、より自由に、より自分らしく生きていくことをお手伝いします。週1回以上の面接頻度で長期間にわたってお会いすることが多いです。
論理療法
認知行動療法の源流のひとつであった技法です。こころの問題やからだの症状はその人が経験した出来事そのものではなく、その出来事をどのように受け取ったかという認知(意味づけや考え方)に影響されて生じます。その際に論理的、あるいは合理的な考えがこころの状態によい影響を及ぼすことを重視して、論理的、理性的に間違った思い込みを修正しようとする技法です。
動作法
動作には意図を実現する努力の過程があるという考えに基づき、動作を練習することによって自分の体に主体的に働きかけられるようになること、自分の体を自分の制御の枠内に位置づけ再確認をすることを目指します。動作法を実施すると、自己存在感や肯定感、安定感や自信をもって取り組める感じなどがしばしば体験され、ほどよい緊張感をもって日常生活に対応できるようになります。幅広い主訴に対応して適用することができます。
EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing : 眼球運動による脱感作と再処理法)
アメリカの臨床心理学者 Francine Shapiro が発表した方法で、PTSD(外傷後ストレス障害)の治療ガイドラインに「実証された最も効果がある心理療法」の1つとして米、欧州などの国で採用されています。当院では米国NeuroTek社の装置を導入しています。