リワークプログラムの内容
当院のリワークデイケアでは、一般社団法人日本うつ病リワーク協会標準のプログラムを提供しています。
1)認知行動療法
認知が偏ると人はネガティブになりやすくなります。LINEで相手からの返信が無いと理由を確かめもせずにすぐ「嫌われた」と思い込んでしまうなどです。認知行動療法プログラムでは、そんな自分の考え方や行動の癖を修正していきます。
2)コミュニケーション
コミュニケーションプログラムでは対人関係における自身の行動パターンを把握し、相手を尊重しながら自己主張する技術を学びます。また参加者同士のディスカッションで人との関わり方や職場での適切なコミュニケーションを身につけます。
3)心理教育
うつ病は生活習慣と密接に関わっており、休職中は睡眠・食事・運動のリズムを整えることが重要です。心理教育プログラムでは健康的な生活習慣を身につけることでうつ症状を軽くし、復職後の再発予防を目指します。
4)認知機能トレーニング
うつ病は認知機能を低下させ仕事のパフォーマンスを落とします。そして自信を失いさらなる症状増悪を招くこともあるのです。認知機能トレーニングでは、近年就労継続に大きく影響していると言われている神経認知パフォーマンスの向上を目指します。
5)グループワーク
グループワークでは与えられたテーマを利用者同士で話し合い、プレゼンテーションや意見の調整など、実際の職場で求められるコミュニケーション能力や問題解決力を高めていきます。またその中で自身を振り返り、自分の感情や行動の特徴に気づけるようになることを目指します。
6)運動プログラム
当院のリワークデイケアで力を入れているプログラムです。スポーツ心理学の先生の指導のもと、様々な運動を行っています。身体感覚を向上させストレスによって生じる身体の変化に早く気付き、再発予防につなげます。
7)オフィスワーク
オフィスワークでは作業課題を通して集中力を回復させます。また自分のパフォーマンスの変化を感じることで復職後に調子を崩しても早くそれに気付けるようにします。利用者同士で教え合うことはコミュニケーション訓練にもつながります。
8)外部講師講演
精神科医や歯科医、栄養士や保健師など、外部の専門家の方をお招きして、それぞれの専門分野がメンタルに与える影響や、復職に向けたポイントなどを話していただいています。
過去の講演内容については、こちらのページを参照ください。