Q1 リワークデイケアは何をするところですか?
リワークデイケアでは、休職中の方への復職支援を行う集団参加型のプログラムを実施します。実施内容として、オフィスワーク、認知行動療法、コミュニケーショントレーニング、身体感覚や身体の動きを通して心身の健康を高めるトレーニングなどを、医師、看護師、心理師、作業療法師などの医療専門職が行います。
リワークデイケアでは、休職中の方への復職支援を行う集団参加型のプログラムを実施します。実施内容として、オフィスワーク、認知行動療法、コミュニケーショントレーニング、身体感覚や身体の動きを通して心身の健康を高めるトレーニングなどを、医師、看護師、心理師、作業療法師などの医療専門職が行います。
参加者には一定の条件があり、誰でも通所出来るわけではありません。うつ病や適応障害など抑うつ状態を呈する疾患で休職中の方が対象となります。また、概ね症状が安定している方が対象で、病状が不安定な方、その他の精神疾患の方や、現在失職中の方は対象外となります。詳しくは主治医までお尋ねください。
休職が許容される期間は職場によっても異なり、一概に通所期間を設定することは難しいですが、全国平均では7~8か月の通所を経て復職となる方が多いようです。また、通所頻度について、参加者の回復度合いによっても異なりますが、週2日以上参加可能な方が参加の対象となり、週5日きちんと通所できることが復職の最低条件ともなります。
健康保険制度の適応となり、3割の自己負担額となります。さらに、自立支援医療を申請することで、自己負担額が1割に下がり、1回参加あたり700円程となります。また、当院では昼食を提供していますが、1食あたり300円の自己負担をお願いしています。
週5日間の通所を定期的に行い、自分が休職に至った要因を把握して、その対策が立てられるようになることが必要条件となります。さらに、主治医の許可、職場産業医や人事担当者からの許可が下りたところでリワークデイケアを卒業して復職となります。